ハートライフ初生 秋の行事「干し柿作り」
※記念撮影のため、マスクを外して撮影しています。
静岡県浜松市中央区初生町のサービス付き高齢者向け住宅ハートライフ初生では、毎年11月に「干し柿作り」を行っています。今年もアートフルーツ農園様の立派な渋柿で、皆様の大好物の干し柿を作りました。その様子をご紹介させていただきます。
干し柿作り
柿が届いたことをお伝えすると、「今年も干し柿の時期がきたのね。張り切って剥くわよ。」と、気合十分に干し柿作りを楽しみにされておりました。
今年施設に入居された方からは「昔やってたことが出来るなんて嬉しいわ。どこの家も吊るしてたのよ。」と、施設での初めての行事に心が弾んでいる様子が伝わってきました。
柿を拭き、丁寧にヘタの処理を行います。
包丁を持つ手で柿の皮を押さえ、剥いていきます。包丁捌きもお手の物で、綺麗に剥くことが出来ました。職員が話し掛ける隙もないくらい黙々と集中して作業を進められていました。
枝に紐を結び、熱湯消毒をしていきます。皆様で大きな声で1~10まで数をかぞえていきます。
今年は紐を長くしすぎてしまったことを吊るしてから気が付くというアクシデントもありましたが、皆様それぞれに、柿同士のバランスを考え間隔の調整をしていました。
干した柿を眺めながら「やっぱり紐が長かったね~」「半分でちょうど良かったね~」「でも、味に変わりはないわよ」と今年の感想を述べられておりました。
一週間後に、柿を揉む作業があります。その時は、どんな会話が飛び交うのか、皆様と一緒に楽しみたいと思います。柔らかくて美味しい干し柿が出来ますように。
お客様のコメント
80代女性「私、柿剥きたいわ。」
90代男性「俺は紐を結ぶよ。結び方よくみててくれよ。」
80代女性「渋柿は生で食べたらだめよ。しびれるくらい渋いわよ。」
担当者のコメント
今年も「干し柿作り」の季節がやってまいりました。干し柿作りは、職員のほとんどがお客様から教えてもらいながら覚えたような気がいたします。昔ながらの手仕事を教えていただくことは、とても学びが多く、互いに刺激となりイキイキとした生きがいに繋がっています。干し柿の完成が職員も待ち遠しく、寒くなり柿の甘みが増すのを楽しみにしています。果たして今年の柿の味は・・。頬っぺたが落ちそうなくらい美味しくできますように。
このイベントを行っている老人ホームは
ハートライフ初生(浜松市中央区・サービス付き高齢者向け住宅)