ハートライフ初生 ふわふわ初生 氷堂「手作りかき氷シロップを作ろう」
ハートライフ初生に併設されている「生活リハビリ初生デイサービスセンター」では、ムシムシ、ジメジメ、ジリジリと茹るような蒸し暑さを、ふわふわのかき氷を食べて吹き飛ばそうと「ふわふわ初生 氷堂」を行いました。シロップから手作りし、フルーツをふんだんに使った流行りのかき氷を作ります。今回は、旬の桃を使ったシロップ作りの様子をご覧ください。
桃のシロップ作り
山梨県産の高糖度完熟桃を使い、桃のコンポートを作ります。カットする前からジューシーな桃の香りが広がり「このまま食べちゃおうか?」「少し試食してみちゃう?」と桃を目の前に、待ちきれない面持ちでレシピ工程を確認していきました。
桃の綺麗なピンク色をそのまま残したいので、皮と種は取らずにそのまま煮込むレシピを選びました。桃のカットは立候補者を募り、以下の二つのグループに分け行いました。
①アボカドの切り方と同じように包丁で一周切り込みをいれ、桃を優しくねじりながら回し割る係
②桃を3等分にカットする係
調理が好きな方が集まったので「もう切るのないの?もっと切れるよ。職員さん、桃ないかしら?」と、とても積極的で和気あいあいと取り掛かることができ楽しく進めることが出来ました。
初生 氷堂に向けて
鍋に桃と砂糖とレモン汁を入れ、煮込み始めます。フレッシュな桃をカットしただけでも、甘い果汁の香りがフロア中に広がっていたのが、煮込み始めると更に濃厚な甘い香りが広がり、思わず匂いを嗅いでしまうほど桃の香りに包まれました。出来上がりは綺麗なピンク色となり、初めてのコンポート作りに大満足の様子で「また作りたい」と仰っていただくことが出来ました。
後日行うかき氷イベントでは、更に満足いただけるように職員一同気合をいれて初生氷堂をオープンしたいと思います。
お客様のコメント
80代女性「美味しそうな桃ね、このままでも十分美味しそうなのに、煮るのね。甘みがましてより美味しくなるわね。」
90代男性「桃の皮剥かなくていいのかな。こんな事やったことないから出来上がりが楽しみだよ」
90代女性「これをかき氷の上にのせて食べるの?こんな贅沢なかき氷初めてで嬉しいよ。」
職員のコメント
調理という一番身近であった家事仕事は、デイサービスでは生活リハビリの一つとなります。包丁を使う手付きは現役主婦顔負けで見習わせていただくことばかりです。時間配分を考えたり、次の作業を確認しながらすすめていくので、頭と手をフル回転で使う事が生活リハビリにも繋がっています。調理を終えた後の達成感と充実感に満たされたお顔を見られるのが、とても嬉しい瞬間です。次の記事では「氷堂」の様子をお伝えしていきます。どうぞお楽しみにしていてください。
このレクリエーションを行っている老人ホームは
ハートライフ初生(浜松市中央区・サービス付き高齢者向け住宅)