ハートライフ初生 新茶の会
ハートライフ初生に併設されている「生活リハビリ初生デイサービスセンター」では、新茶の会を行いました。今年は新茶の会で提供するお茶を、お客様と一緒に買いに「お茶の光緑園」へ出かけました。今回は、新茶の会とリハビリグループ活動の茶摘み体験の様子も併せてご紹介します。
新茶を買いに
※記念撮影のため、マスクを外して撮影しています。
ハートライフ初生から車で5分程の所にある、お茶の光緑園に新茶を買いに行ってきました。店内に入ると茶葉の良い香りが嗅覚を刺激し、美味しいお茶選びに心弾ませながら買い物を楽しみました。光緑園のお茶の特徴は、日照時間の長い三方原台地で育った茶葉で、葉肉が厚いためコクと甘みがあるそうです。お店の方の丁寧な接客で、とても良いお茶とお茶菓子を買うことが出来ました。
新茶の会
※食事中のため、マスクを外して撮影しています。
新茶の会では、グループごとに分かれお茶の時間を楽しみました。上質なお茶の味は普段のお茶とは違い、とてもまろやかで品の良い爽やかな香りが口に広がりました。
慣れない手付きではありますが、美味しくいただいてもらえるように心を込めて職員がお茶を入れました。おかげさまで、沢山の「おかわり」をいただくことができました。
お茶摘み体験
※記念撮影のため、マスクを外して撮影しています。
リハビリグループでは、お茶摘み体験も行いました。こちらは三重県の農家さんの茶葉で、濃い甘みが特徴です。柔らかい葉っぱを一枚一枚丁寧に摘みました。茶葉の感触を確かめながら摘む動作は、集中力も使う作業でしたが、可愛い手ぬぐいを頭に巻くと気分も上がり雰囲気から楽しむ事ができ、賑やかなお茶摘みになりました。茶葉は天ぷらに調理し、甘さの中にほろ苦さがほんのり残る風味を味わっていただくことが出来ました。
お客様のコメント
80代女性「お茶屋さんなんて何年ぶりかしら。楽しいわ~」
80代男性「お茶を飲むと落ちつくよ」
90代女性「茶摘み娘になった気分よ」
作業療法士のコメント
リハビリグループ活動として、お客様にはお茶摘み娘になっていただき、楽しみながらやっていただきました。茶摘みは、香りで嗅覚を、茶葉の感触で触覚を、食べることで味覚を刺激し、五感を使う活動になりました。お客様の中には家に茶畑がある方もいらっしゃり、懐かしみながら他のお客様との会話が弾んでおられました。昔のことを思い出す事で、気持ちが安定する効果もあると言われています。今後もお客様に馴染みのある活動を楽しく行い、毎日の生活を豊かで穏やかに過ごせるように努めてまいります。
担当者のコメント
この時期ならではの「新茶の会」を、今年は思考を巡らせリハビリ要素を取り入れながら実施しました。各工程ごとに、多くのお客様が携わることが出来た事で参加意欲も高まり、より季節を感じていただくことが出来ました。ハートライフ初生に併設されているデイサービスでは、お客様に寄り添った役割を広げていきたいと思っております。
このイベントを行っている老人ホームは
ハートライフ初生(浜松市中央区・サービス付き高齢者向け住宅)