ハートライフ初生 防災訓練
ハートライフ初生では、11月7日に防災訓練を実施しました。今回は消防訓練を行い、主に避難・通報に重点を置いた訓練を行いました。その様子をご紹介します。
火災を想定した通報訓練
14：05 厨房より出火、初期消火失敗したことを想定し訓練開始しました。発見職員が周囲に火災発生を知らせます。同時に火災報知器のボタン押し、消防へ通報。消防からのコールバックには「所在地」「人数」「避難状況」などを伝えました。
避難・誘導訓練
デイフロア内のお客様は、職員による誘導のもと避難開始しました。緩やかな傾斜がある場所でも躓いたり速足になったりしないように、声掛けや介助を行い安全に移動することが出来ました。
階段を降りる訓練
お客様がまだご自分の居室にいる想定で、職員は3階、2階の確認へ向かいます。全居室内を確認すると、3階はゼロ、2階には2名の方が取り残されていました。普段はエレベーターで昇り降りしていただいていますが、災害時には使用できなくなるため非常階段をゆっくりと一段ずつ降りる訓練を行いました。
最終確認と点呼、そして訓練終了
デイフロアと食堂内に逃げ遅れた方がいないか確認し、隊長（施設長）に報告。最後に一人ひとり順番に名前をお呼びし、全員いることを確認しました。無事、全員安全に避難することができました。
お客様のコメント
80代女性「階段を降りるとき、意外と衝撃が大きくて結構大変だったわね」
90代女性「サイレンの音を聞くと緊張してドキドキしちゃう」
90代男性「今回も素早く避難できたね」
担当者のコメント
今回は非常ベルを実際に押して消防への通報を行ったので、サイレンがけたたましく鳴り響く中でいつもよりも更に緊張感を持って訓練に臨むことができました。一部のお客様にも普段は使用しない非常階段を降りていただくことで「降りる」動作がどのような感覚か体験していただくことができ、大変有意義なものとなりました。消防訓練に加え、様々な自然災害に備えるべく今後もいろいろな状況を想定した訓練を実施していきます。
このイベントを行っている老人ホームは
