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老人ホーム入居の際に必要となるもの
入居の準備目次
施設は生活の場となるため、入所する際に用意するものはいろいろとあります。それまでの暮らしが一人暮らしか、同居かといったそれまでの生活状況により持参するものは異なりますが、ここでは一般的な施設入所の際に必要となるものを紹介します。
絶対に必要なもの
こちらの章では、絶対に必要となる衣類・タオル、日用品、薬についてご説明します。
衣類・タオル
着替えが必要となることは当たり前ですが、どの程度必要となるのかというのは悩みどころかと思います。基本的には肌着、下着、上下の衣類、靴下が基本となりますが、下着はリハビリパンツなどを利用されている方も多いです。施設での洗濯は入居者分を行うためかなりの大作業となります。そのため、洗濯に出した後、しばらく戻ってこなくても大丈夫な数を用意しておく必要があります。洗濯の頻度に合わせた数になるため、週1回の洗濯の場合は7セット×2→14セット、週2回の場合は3~4セット×2→7セットといった数になります。これに失禁など、追加で着替えが必要となる場合もあるので余裕を持った数を持参するのが良いと言えます。
タオルは、入浴・洗顔・除圧(同じ部位に体重がかかり続けないようにすること)などで使用します。バスタオル3枚、フェイスタオル5枚ほどあると安心です。ハートライフ・プレミアムハートライフでは、入浴時のタオルはリース利用のため、入浴用はご準備いただく必要はありません。
靴は内履き用と外履き用を用意する必要があります。転倒リスクを考慮した介護用シューズも様々な種類があるので、デザインの好みや履き心地に合わせて用意してください。介護用品を専門に扱っている事業者にはフィッティングサービスを行っている所もあります。
このサイトからの申込特典では家具類の成約特典にプラスして介護用シューズとフィッティングサービスも選ぶことができます。
日用品
歯ブラシや歯磨き粉、入れ歯洗浄剤といった口腔ケア用品やティッシュペーパー、居室にトイレがある場合はトイレットペーパーも用意する必要があります。また、ブラシや化粧品、髭剃りなどを用意される方もいます。個々の状態に合わせて用意するのが良いと思います。なお、消耗品については施設で購入できる施設もあります。アクタガワでも購入でき、利用されている方も多いです。職員が在庫を確認し、必要時に発注しています。
薬
入所の際はそれまで飲んでいた薬は必ず持参してもらうことになります。一緒にお薬手帳を持参いただき、訪問診療を依頼している医師や提携の薬局と情報共有することになります。薬は、医師に依頼いただき、一包化してお持ちいただくことをお願いされることもあります。介護施設では薬の確認を徹底していますが、一包化することで服薬ミス防止にもなります。
入居者によって必要なもの・あると良いもの
こちらの章では、絶対に必要なものではありませんが、入居者によって必要あるいは、あると良いものについてご説明します。入居者によって必要・あると良いものは、おむつ類、収納ケース、福祉用具、テレビ、イスです。
紙おむつ・紙パンツ・尿取りパッド
下着については施設の半数以上が紙パンツ(リハビリパンツ)や紙おむつを利用していることが多いです。おむつ類の持ち込みについては施設の方針により、施設で購入を求められる施設、持参を求められる施設、どちらでも選択できる施設とあるので、事前に確認することをお勧めします。
リハビリパンツや尿取りパッドの消費量は、人それぞれですが、施設では就寝中でまだ十分に吸収できるときなどを除き、基本的に失禁が確認された場合は新しいものに取り換えます。職員は日々の状態観察の中で一人ひとりの尿量を把握して定期的にトイレへ誘導することで、失禁を少なくするなど対応していますが、入所前よりも尿取りパッド等の消費量が多くなることもあります。なお、各自治体では介護度等の条件によりおむつの補助を行っています。利用できる条件であれば費用負担の軽減も可能です。
収納ケース
衣類や小物は、収納ケースで整理されている方が多いです。入居者それぞれ、自宅で使われていたタンスやプラスチックケースを持ち込まれています。入居者が使いやすいものをお持ちください。
福祉用具
施設の種類にもよりますが、福祉用具レンタルが介護保険が適用されない施設が多いので事前に確認が必要です。レンタルできない施設の場合、施設のものを利用するか、新たに購入する必要が出てきます。また、比較的料金を抑え、保険適用外でレンタルを扱っている場合もあります。問い合わせの際に確認してください。
アクタガワには福祉用具部門があり、購入やレンタルすることができます。福祉用具専門員が入居者を見て適切な製品をご紹介し、購入・レンタル開始後はメンテナンスも行っています。
テレビ
居室にテレビを置く方も多いです。耳の遠い方も多く、利用の際は音量に注意が必要なため、高齢者向けの音量調整スピーカーを利用している方もいます。
イス
居室内で過ごすときにベッドではなく、頭の部分まで高さのあるリクライニング機能の付いた椅子があると便利です。持参される方も多く、部屋でテレビをゆっくり見たい方にはお勧めです。
持ち込まない方が良いもの
こちらの章では、老人ホームに持ち込まない方が良い、保険証、金銭、貴重品についてご説明します。
保険証
施設では個人の貴重品は預からないところがほとんどです。そのため介護保険証や医療保険証などは基本的に預からないことになりますが、家族が遠方であるなど、緊急時に来所できない方の医療保険証などは、本人が認知症などで管理能力がないと判断される場合に限り預かることがあります。また、住民票を施設に変更している方には、介護保険の更新などの郵便も施設に届くことになります。そのため、保険証類の管理については入所の際に施設と相談して対応を決めることになります。
金銭の管理について
金銭管理は入居者本人に任せ、特別な理由がない限り施設では行わないことが基本となります。施設によっては一人で外出して買い物することが認められていますが、その際の金銭管理も個人になります。中には認知症の方で、お金に対する執着が強く、持っていないと不穏になってしまう方もいます。そのような場合、少額を入れた財布を部屋に置くこともありますが、紛失に際しても諦めることのできる金額としておきましょう。
貴重品
通帳や大事な印鑑などは施設に持ち込まないことをお勧めします。ご本人様がいくらしっかりしていても、他の入居者はそのような方ばかりではありません。職員も知らない間に徘徊し、勝手に居室に入ってしまうようなこともあります。居室内は自宅と同じ扱いなので、物が無くなったりした際も施設はその責任を負うことができません。
入所の際の持ち物について
施設入所は「施設」という新たな「自宅」へ引っ越しするようなものだと考えるのが適切です。しかし、認知症やその他の理由で、自宅と同じように貴重品の管理をすることはできません。施設内の生活に必要なものは十分に用意し、金銭等の施設の中では必要ない貴重品は持ち込まないのが良いと言えます。
また、持ち物は記名することも重要です。他の入居者のものと混ざってしまうと、持ち主が分からなくなるためです。アクタガワでは、持ち物は記名してお持ちいただくようにお願いしています。
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