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アクタガワの老人ホームが選ばれる理由
施設の介護について目次
アクタガワは静岡県内にて介護付有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホームを運営しております。
介護付き有料老人ホームのプレミアムハートライフ、サービス付き高齢者向け住宅のハートライフ、グループホームのハートフルホームでは、日本のふるさとを思い起こす「五感の生活」と、いつまでも生きがいある生活を目指す「生活リハビリ」を通じ、心豊かな毎日をお届けします。
五感の生活
アクタガワのサービスは『五感の生活』を大切にしています。五感の生活とは五感を使って感じる生活のことで、懐かしい日本のふるさとや、茶道を中心としたわびさびの世界をテーマにしています。施設内では、四季折々のイベントや装飾を通じて、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感に働きかける工夫をしています。
五感とは
五感(ごかん)とは、人間が外界の情報を感じ取るために使う5つの感覚のことです。具体的には以下の感覚が含まれます。
- 視覚: 目を通して光や色、形などを感じ取る感覚
- 聴覚: 耳を通して音を感じ取る感覚
- 嗅覚: 鼻を通して匂いを感じ取る感覚
- 味覚: 舌を通して味を感じ取る感覚
- 触覚: 皮膚や体全体を通して触れた物の感覚、温度、痛みなどを感じ取る感覚
これらの感覚を通じて、私たちは周囲の環境を認識し、適切に反応することができます。例えば食事の際、私たちは五感をすべて活用しています。食事が目の前に置かれた際には「視覚」にて料理の盛り付けや色彩を目で楽しみ、食欲が刺激されます。続いて料理の香りを「嗅覚」で嗅ぎ取ることで味の予測ができ、食の楽しみが増します。
料理を口の中に入れると「味覚」が活性化され、舌の味蕾が甘味や塩味、旨味などを感じ取り、料理の風味を楽しみます。そして箸やフォークでの感触、口に入れた時の口当たりや食感などが「触覚」に当たります。また、食べ物を嚙む時の音も食事体験の一部です。揚げ物のサクッとした音、野菜のシャキシャキした音も「聴覚」を使って感じ、食材の新鮮さや調理の旨味を示し、食事の楽しさを増幅させます。
このように食事だけでも五感をすべて活用しており、どれかひとつが欠ければ食事の満足感が得られません。私たちの生活は五感で感じることにより、より豊かで充実したものになっていると言えます。
五感を刺激することによる効果
五感を刺激することで、昔の記憶が鮮明に蘇り、脳が活性化されます。これは、認知症の予防や進行を遅らせる効果も期待できる方法です。たとえば、懐かしい音楽や香りを通じて、過去の思い出やその時の感情を思い出すことができます。このように昔の記憶を振り返りながら話すことで、精神的な安定感が得られ、認知機能にも良い影響を与えることがわかっています。アクタガワの施設では、ご入居されている方が懐かしさを感じられるような日本のふるさとの雰囲気を演出し、五感に訴えかける工夫をしています。
四季を感じる季節の行事
日本のふるさとを思い出す季節の行事として、四季を感じる花などを見に出かけたり、旬の食材を使った料理を提供したり春夏秋冬の四季にあわせ、入居者様に楽しんでいただけるような演出を行っています。各施設で行っている季節ごとの行事をいくつかご紹介します。
春の行事
寒い冬が終わりを告げ、自然が新たな命を吹き返します。春の風は少し肌寒さを残しながらも新しい季節の訪れを感じられ、自然と心が浮き立つようなわくわくする季節です。
春には桜や季節の花を見に出かけたり、新茶の時期には新茶を振る舞い楽しんでいただいています。桜を視覚で愛で、新茶の香りを嗅覚で楽しみ、味覚で味わっていただくなど春の自然の目覚めや活気あふれる雰囲気を五感で感じていただいています。
各施設では工夫をこらしたイベントが行われており、たとえば、静岡市葵区のプレミアムハートライフ大岩では端午の節句にお客様と一緒に鯉のぼりを作って飾るイベントを開催しました。イベントの最後にはサプライズで3.5メートルの巨大鯉のぼりを施設の外に飾り、青空の中風に揺れる鯉のぼりを見てお客様から歓声が上がりました。こちらで詳しく紹介しています。
プレミアムハートライフ大岩 鯉のぼりレクリエーション(展示編)
また、静岡市駿河区のプレミアムハートライフ小鹿公園前では職員が端午の節句にちなんだ寸劇を披露しました。劇中で二人羽織を披露した際には会場内が大きな笑い声に包まれました。こちらで詳しく紹介しています。
夏の行事
夏は生命が最も活気づく季節です。太陽が高く昇り空気が熱を帯びてくると夏の訪れを肌で感じます。田んぼの稲が青々と生長し、夏祭りでは縁日の賑わいや花火の一瞬の美しさなどが記憶に残っている方もいるかもしれません。
夏は暑さのために外出はなるべく控え、室内で涼しさや夏を感じられる行事を行っています。色鮮やかな七夕飾り、冷たいかき氷や旬の甘いスイカ、風鈴の繊細で涼やかな響きなど、各施設で五感を使って夏の雰囲気を感じられる行事を行っています。
静岡市葵区のハートライフ千代田では、涼を感じていただこうと「夕涼み会」を行いました。お客様とご一緒に風車を作り、施設のウッドデッキに風鈴と一緒に飾らせていただきました。日が沈み始めたころでお客様をウッドデッキにお連れすると、きれいに飾られた風車をご覧になり「飾りがすごいね」と笑顔が見られました。風鈴の軽やかな音が涼しさを感じられ、暑い中で少しでもお客様に外に出て夏を感じていただけるようなイベントとなりました。こちらで詳しく紹介しています。
秋の行事
自然が静かに色を変え、季節の移ろいゆく美しさを感じる季節です。夏の賑やかさが収まりどこか落ち着いた、そして少し寂しさを伴う空気が漂い始めます。
秋の夜長には虫たちが奏でる静かな音色、新米や旬の果物などの秋の味覚は香りとともに食欲を増幅させ、紅葉は季節の移り変わりを目で楽しませてくれます。
各施設でも様々な趣向を凝らしたイベントを行っています。藤枝市にあるハートライフ高柳では、秋の味覚の代表格の『松茸』を調理して召し上がっていただきました。調理前の松茸をお客様にお披露目させていただくと皆様大きな松茸を前に驚かれており「こんなに立派な松茸を食べられるなんて嬉しいよ」と喜ぶお声が聞かれました。調理中にも美味しそうな松茸の香りが漂い、夕食前から楽しみにされていました。こちらで動画付きで紹介しています。
また、干し柿づくりも各施設で行っています。渋柿の皮むきからお客様には手伝っていただき、柿を紐で結んで吊り下げます。昔干し柿作りをされていた方は懐かしい思い出話を聞かせてくださり、行ったことがない方もご自身の子供のころに干し柿を召し上がった記憶を思い出して話してくださいました。天気の良い日には天日干しをして、日々の歩行訓練時に観察をして「美味しくできるといいね」とお客様と一緒に完成を見守りました。出来上がった干し柿は皆様に提供し、甘い干し柿を喜んで召し上がっていらっしゃいました。こちらで詳しく紹介しています。
冬の行事
冬は自然も人も内へと向かう季節です。表面的には冷たく静かでも、その内側では次の季節への準備が静かに進んでいます。冬の厳しさがあるからこそ、春の訪れを心待ちにする気持ちが強まり、冬が持つ静かな美しさとぬくもりをより深く感じることができます。
冬の冷たい空気に鼻がつんとしますが、手袋やブランケットの柔らかな肌触り、温かさにほっとします。
各施設様々なイベントを行っていますが、冬の一番大きな行事と言えば年末年始です。年末にはお客様と一緒におせち料理を手作りしたり、職員が手打ちした年越しそばを召し上がっていただくなど、日本の伝統的な行事を行っています。
また、新年には初詣に出かける施設が多くあります。外は寒いので防寒対策をして、近くの神社などにお参りに行きます。寒い冬の間は外出する機会も限られてくるので、初詣に行くことを皆様非常に喜んでくださいます。近年では感染症も心配されるため少し時期をずらしたり、施設内に手作りの鳥居と神社を設置して初詣の気分を味わっていただく催しを行っている施設もあります。
プレミアムハートライフ千代田 護国神社へ初詣に行ってきました
五感の室礼
「室礼」とは節句やお祝い事、季節の変化に応じた飾りのことをいいます。自然や季節の移り変わりを心や体で感じ取り、空間を美しく整えるだけでなく、訪れる人や住む人への思いやりやおもてなしの心を表現するための手段でもあります。
1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けた「二十四節気」など、昔の記憶を思い出す演出として「五感の室礼」をアクタガワの施設では毎月3回行っています。家族や友人、幼少期の楽しかった記憶を思い出すことで、情緒が安定する豊かな時間を過ごしていただきたいと考えています。
生活リハビリ
アクタガワでは人間の「生きがい」を追求し、生活の質の向上を目指す『生活リハビリ』を推進しています。
アクタガワの生活リハビリは、身体機能面の改善のみを目指すのではなく、ご本人が「以前は行っていたが今はできない」「もう歳だからできない」などの「難しいと感じてしまっていること」を聞き取り、お客様との会話の中から「本当にやりたいこと」を見出し、多職種が連携して目標達成を目指します。
施設の生活リハビリの流れとして、初めにリハビリ専門職である理学療法士・作業療法士が連携して身体機能・生活状況・趣味嗜好を踏まえた上で「社会参加・役割の創出」に向けたお客様の目標を立てます。その上で、目標達成に向けてお客様ひとり一人の個別プログラムを作成します。
日々の生活の中では、個別プログラムの内容に沿って介護職員が毎日生活リハビリを実施します。身体機能の低下を防ぎ、残存機能を生かした動作を獲得、歩行や日常生活動作の安定性を確保することで、その先にある目標に向けた身体機能のベースを作ります。また、座りながら行えるテーブルリハビリも提供しています。こちらは作業療法のノウハウを生かし、日常生活における応用動作の練習を行うとともに、コミュニティ内での役割意識や自己効力感を高め、より意欲的な生活への足掛かりを作ります。
生活リハビリの事例
各施設では、楽しく生活リハビリができるよう、さまざまな取り組みを行っています。静岡市葵区の有料老人ホーム『プレミアムハートライフ千代田』では、お客様の健康を維持・向上させるために、毎日歩行を促すプログラムを実施しています。
ただ歩くだけではなく、日本の100名山を一つずつ登るようなイメージで、『100名山登山』という企画を楽しんでいただいています。お客様は毎日、自分で目標を決め、施設内や天気の良い日には近くを散歩しながら、歩行を続けています。そして、皆様の歩いた距離を合計して登山が進んでいきます。
地域ごとの山々を踏破すると、表彰式を開いてその土地のお菓子を皆様で楽しんでいます。また、1座登り切るたびに、施設内にその山の頂上標識の画像を貼り、お客様と記念撮影を行っています。こちらで詳しく紹介しています。
その他各施設の生活リハビリの取り組みの記事はこちらです。
アクタガワの老人ホームが選ばれる理由
五感の生活
アクタガワの施設では「五感の生活」を大切にしています。施設内では、四季折々のイベントや装飾を通じて、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感に働きかける工夫がされています。これにより、入居者の皆様が懐かしい日本のふるさとや伝統を感じながら、心豊かな毎日を過ごせる環境が整っています。また四季折々のイベントを通して五感に訴えかける演出を行い、日常生活の中で心地よさと安心感を提供しています。
生活リハビリ
アクタガワでは、入居者の方々が生きがいを持ち、生活の質を高められるように「生活リハビリ」を推進しています。リハビリ専門職や看護師、介護職など多職種が連携して、一人ひとりの身体機能や生活状況に合わせた個別プログラムを作成し、日常生活で無理なくリハビリが行えるようサポートしています。
この2つの取り組みにより、アクタガワの老人ホームは、ただ生活する場だけでなく、心身ともに充実した毎日を送れる場所として選ばれています。